JASRAC「Big brother is watching you」
はろー!
いつも暗めの文章ばかり書いていて、これでは僕の気が滅入る一方ではないかということで今日は明るめに書こうかななんて思っています。
今日はJASRACという著作権で金を荒稼ぎしている団体について。
こんな記事が今日出ていました。
なるほど、歌詞を使って表現することすらもいけないという言い分だそうです。なんだかとんでもないディストピアだな。
僕の中学高校時代は、TwitterとかのSNSの代わりにみんなが自分のホームページを作って日記を書いたりしていました。
そしてホームページではよくお気に入りのアーティストの歌詞を載せたり、歌詞をかいたプリクラを載せたりもしていました。
あの頃は「ああ頭の緩そうな女子たちは歌詞に共感しているんだなあ」くらいにしか思ってませんでしたが、
権利違反だったなんてね。
しかも、一回の閲覧につき数十円かかるというのがJASRACの言い分だそうです。
なるほどじゃあ今から昔作った自分のホームページにいってリンクを辿っていったら歌詞をのせたホームページなんていくらでも見つかるし、片っ端から通報してみようかな。
嘘だけど。
でも実際に通報したらどうなるんだろう。
かつて2ちゃんねるに誹謗中傷を書かれた人が訴えたという事件があったけれど、
その時は誹謗中傷を書いた人が訴えられたというわけではなく、
そもそも2ちゃんねるを作ったやつがいるからこういうことが起きたといって
創設者であるひろゆきが訴えられて、しかも有罪判決でした。
賠償金は踏み倒したらしいけど。
この判例を考えると、ホームページに歌詞を書いた人が捕まるのじゃなくて、
無料ホームページ制作ができるシステムを作った人が賠償金を払わなくてはならないのかもしれません。
そもそも、歌詞という言葉の並びを書いただけで著作権違反になるってすごくない?
そしてそれを見つけるJASRACもすごい。
ジョージ・オーウェルの「1984年」のテレスクリーンかよ。
JASRACに言われそうなセリフナンバーワン「Big brother is watching you」
ちなみにナンバーツーは「既得権益って良いよね」
いつか、歌詞になりそうな言葉を僕達の頭から消去するために、言葉のバリエーションを少しずつ消してくるかもしれねえな。
くれぐれも歌詞はインターネットに書かないように。
じゃあ皆さん
I love you
これは尾崎豊のI love youという曲の歌詞です。
JASRACさんよろしく。
「Is JASRAC watching me?」